カリキュラム

アイデンティティ、広い視野で

本校の現行カリキュラムは、民族教育の目的を確実に遂行することに基本をおきながらも生徒たちが直面している現状、なかでも多くの生徒が日本社会で生きていくという現実を考慮し独自に編成されています。

カリキュラムの内容

日本で生まれ育った新しい世代の特性にあわせ国語(朝鮮語)と民族科目(朝鮮の歴史や地理など)の教育を重視し、学生たちが正しい世界観と民族のアイデンティティを育むことを第一としています。
とくに社会科(歴史、地理含む)は朝鮮についての知識を中心に教えつつも、日本や世界に関する内容も幅広くおしえています。また、在日3,4世にあたる生徒たちが自分たちのルーツをより深く理解できるよう、近現代史を中心とした教育を強化しています。

自然基礎科学科目は、算数、数学教育を充実させ、物理、科学、生物世界に関する内容の比重を国際的な水準を保障できるように内容が定められています。

また、高度に情報化された社会環境に則して、「情報」科目を中級部から教えています。

日本語教育は、日本学校と同じレベルでおこない、英語教育では技能教育、実践教育に力を入れています。

美術、音楽科目は、わが国の民族芸術とともに、世界的な名作を数多くあつかい、幅ひろい芸術的要素とゆたかな情緒を身につけるように編成されています。

朝鮮学校の学期区分、年間登校日数(240日)、年間授業週数と授業日数(35週、210日)および週当りの授業時間などは、日本の学校と基本的に同じです。

よりよい環境づくりのために

朝鮮学校で使用される教科書は、総合的な教育図書出版者である学友書房が刊行しています。
2013年度より教科書がリニューアルされ、随時刊行されています。

また、より専門的な知識を身につけるために2007年度より高級部に開設された専門コースでは、語学・理数・英語・情報・美術の5つのコースに分かれてそれぞれ週4時間の選択科目を履修しております。

 さらに3ヵ国語を話せる人材育成を目標に、2013年度より語学教育を強化し初級部5,6学年を対象とした英語授業を開始、また2015年度からは外国人講師のネイティブ英語による英会話授業がスタートしました。